当院は平成20年に「地域がん診療連携拠点病院」として認定されており、北多摩地域の消化管、肝胆膵のがん診療の中心的役割を果たしています。また昭和52年に「救命救急センター」に指定されて以来救急医療の要として24時間体制で腹部救急疾患の治療に当たっております。
当科の年間手術件数は約1000件で、うち「胃がん」、「大腸がん」、「肝・胆・膵がん」患者の手術が約35%を占めております。それぞれ「臓器別の専門チーム」がガイドラインや科学的根拠に基づいた治療を提供しております。他科のスタッフや専門職のスタッフとの連携を密に行っている事も当科の特徴であると自負しております。化学療法は主に通院で専用の治療室で落ち着いた雰囲気のもと腫瘍内科や専門スタッフと連携して行っております。
また「腹部救急疾患」についても力を入れており、手術件数の約25%を緊急手術が占めているのが現状です。時期を逸することなく全員で対応しております。
「低侵襲治療」としての腹腔鏡手術は1992年より開始し、胆石症に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術はもちろんの事、大腸切除、胃切除、虫垂切除、副腎摘出術など多くの手術で応用しております。開腹手術全体のうち約40%強を腹腔鏡下で行っております。
一方平成18年より地域医療支援病院の認定を受けており、地域の先生方と一緒に継続性のある適切な医療を提供しております。例えば大腸がん・胃がんについて手術はもちろん、専門性の高い検査や治療は当院で行い、高血圧や糖尿病などといった基礎疾患の治療や日常の定期的な採血検査などは地域の先生にお願いしており、いわゆる二人主治医制による適切な診療を行っております。
|