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病院案内

平成27年度武蔵野赤十字病院病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1,043 308 504 867 1,354 1,647 2,947 3,827 2,763 418
退院患者の年齢構成を調べるとその病院の特徴をある程度調べることが出来ます。
当院は地域の中核病院として幅広い年齢層の患者様にご利用いただいております。
がん疾患・心臓疾患・肝臓疾患に力を入れている為、60代70代80代が多い傾向にあります。
また、地域周産期母子医療センターでもあり、新生児・乳幼児・20代30代の産婦の入院も多いです。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード
呼吸器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 196 10.97 14.34 17.35 72.36  
040040xx9904xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 123 11.33 13.38 0.00 70.68  
040040xx99100x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 115 2.62 3.29 0.00 70.83  
肺の悪性腫瘍の入院症例数が上位3位までの過半数を占めています。急性期病院であり肺炎の症例も多くなっています。
当科での診療につきましては、当科の紹介のページがございますので、こちらも併せてご参考にしてください。
消化器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし 252 10.61 11.98 1.59 73.37  
060050xx0300xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 225 8.42 9.02 0.44 71.82  
060295xx99x0xx 慢性C型肝炎 手術なし 手術・処置等2なし 101 6.73 9.74 1.98 68.39  
肝がんは早期発見すれば局所根治が可能なため、定期的な超音波検査やCT検査を軸として、造影超音波検査やEOB造影MRI検査での質的検査を加えて、早期発見のための総合的な画像診断に力を入れています。肝がんの局所治療はラジオ波焼灼療法を独自に工夫したtwo step法でおこない、大型肝がんにはバイポーラー・ラジオ波装置、治療困難な部位に存在する肝がんには術前3D simulation、Fusion技術、針先ナビゲーション技術、人工腹水・胸水下穿刺や造影超音波ガイド穿刺を駆使しています。2㎝未満で見つかった肝がんの生存率は5年68%となっています。肝動脈塞栓治療は放射線科専門医と共同で行っており、高度進行肝がんには分子標的治療、定位放射線療法、リザ—バー動注化学療法をふくめ集学的な治療を追及しています。C型肝炎に対する治療は急速に進歩しましたが、適切な治療薬を選択するために、体質、ウイルスの遺伝子の両面を最先端の方法で評価しています。さらに、ウイルス排除が成功した後の肝臓の状態を把握する方法として、肝臓の硬さを超音波やMRIで測定し、総合的に肝臓病をマネジメントしています。
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循環器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 435 4.19 5.68 0.92 63.93  
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 302 2.57 3.07 0.33 68.72  
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 256 4.23 4.87 0.39 70.54  
当院は、緊急症例の受け入れを積極的に行っている三次救急指定施設です。身体各所にわたる問題をもたれる患者さんでも総合病院の長所を生かし、治療させていただいています。
特に急性心筋梗塞、不安定狭心症には迅速な対応を取っています。不整脈の治療も力を入れていて、不整脈の中でも特に脳梗塞の原因として注目されます心房細動の治療でも多くの治療成果がございます。
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小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x1xxx0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳未満) 手術・処置等2なし 167 5.51 5.72 0.60 1.98  
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 副傷病なし 114 5.69 6.31 0.88 3.65  
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 49 3.41 5.50 0.00 3.55  
小児科入院では、1.RSウイルス、ヒトメタニューモウイルスなどのウイルス感染およびマイコプラズマ、肺炎球菌、インフルエンザ菌などの細菌感染による下気道炎(肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎など)、2.気管支喘息発作、3.ロタウイルスやノロウイルスなどによる脱水症状や全身状態不良を伴う感染性胃腸炎が上位を占めています。
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外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 145 12.18 17.41 0.00 71.89  
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 87 7.52 9.17 2.30 68.41  
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 67 4.21 6.96 0.00 58.51  
DPCコード上位3疾患を示しております。当院はがん診療連携拠点病院で、平成27年度は外科全手術例の41%が がんの手術でした。データに示した結腸がんの他、胃がん、直腸がん、肝胆膵がんの手術を多く行っています。当院のもう一つの診療の柱が救急疾患です。胆嚢疾患(胆石・胆嚢炎)や腸閉塞、虫垂炎(俗に言う”盲腸”)などがこの範疇にはいります。もちろん一般的な病気に対しても対応しており、鼠径ヘルニア(俗に言う脱腸)の短期入院手術も行っております。
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整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2なし 106 18.46 23.32 16.04 70.22  
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 95 14.57 28.70 77.89 78.14  
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 92 21.26 27.21 19.57 77.23  
整形外科では脊椎疾患、関節疾患(人工関節、関節鏡)、骨折(外傷)に対する手術を行っています。術後1週間程度で初期の急性期治療は終了します。脊椎疾患や高齢者の大腿骨頚部骨折の患者さんでは術後にリハビリテーションのための転院を調整しています。
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形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 20 5.05 5.86 0.00 30.85  
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1なし 副傷病なし 10 4.00 6.14 0.00 46.70  
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1なし 10 4.00 5.12 0.00 49.30  
当院形成外科を受診される方の中では顔面外傷と皮膚ならびに皮下軟部腫瘍の方が多く、それらのうち顔面骨骨折、特に鼻骨骨折、頬骨骨折の治療には全身麻酔を要し、当科ではクリニカルパスに従って治療を行っております。また、皮下腫瘍の大きなもの、軟部腫瘍、特に筋層下にあるものについては、こちらも全身麻酔が必要となり、良性のものについては4日間の入院治療を行っています。
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脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 69 3.62 7.52 8.70 36.30  
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 65 9.52 19.32 76.92 67.60  
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 62 8.98 10.02 9.68 73.10  
頭蓋内損傷は、すべて救急入院患者となります。時に転院症例があります。非外傷性頭蓋内血腫は、多くは救急入院となるいわゆる脳内出血です。
当院では、救命救急患者を対象とする3次救急を行っており、重症例が多いのも特徴です。したがって、大抵は、意識障害や麻痺などの神経症状が術後も残ってることが多く、リハビリテーション病院への転院を要することもあります。未破裂脳動脈瘤の治療は、当院では、血管内治療を第一選択に行っております。術前には、脳血管撮影のための検査入院を行い、治療方法を綿密に検討しています。治療が決まった場合は、治療前日に入院していただき、全身麻酔下で安全かつ確実な治療を原則として行っています。
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呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし 81 8.93 13.03 0.00 68.73  
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 16 11.63 9.68 0.00 25.25  
040200xx01x01x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 副傷病あり 14 13.71 15.77 0.00 36.57  
当科では、入院症例のほとんどが手術のための入院であり、また手術数の半数以上を肺の悪性腫瘍が占めます。
肺癌の手術では可及的に低侵襲の手術を目指すため、適応を満たす症例には胸腔鏡下手術、縮小手術(区域切除)を多用しております。
ここ最近は気胸の手術数も増加しております。
いずれの手術症例も、術後入院日数をできるかぎり短くし早期退院に努めております。
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心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2なし 22 7.82 13.19 0.00 77.27  
050163xx02x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 手術・処置等2なし 17 17.00 18.04 0.00 71.06  
050170xx02000x 閉塞性動脈疾患 動脈形成術、吻合術 指(手、足)の動脈等 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 15 9.27 17.43 0.00 73.47  
大動脈手術症例が多く、開胸、開腹手術およびステントグラフト治療含めて幅広い治療法で、疾患に適した最良と考えられる方法を選択しています。心臓手術では冠動脈バイパス術が一番多く、95%以上が心拍動下(オフポンプ)手術です。
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産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 145 8.91 10.18 0.00 43.92  
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 124 5.21 6.50 0.00 40.19  
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 100 14.13 13.97 0.00 56.38  
当院では、婦人科悪性疾患の治療を積極的に行っています。正確な診断のもと、エビデンスのある手術治療、化学療法を適切に提供しています。また良性疾患の、子宮筋腫、卵巣のう腫等については、腹腔鏡手術を積極的におこない、入院期間の短縮が可能となっております。
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耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 61 4.87 5.53 1.64 38.03  
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 54 7.41 8.20 0.00 24.76  
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 48 6.00 7.76 0.00 58.60  
当科では通常の口蓋扁桃腺摘出術や慢性副鼻腔炎に対する内視鏡手術の他に頭頸部腫瘍の手術に力を入れています。安全に手術を行うことで、術後のトラブルも少なく入院期間も短期で済むよう心がけています。
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神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x099030x 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり 副傷病なし 88 13.57 18.08 38.64 71.31  
010060x099000x 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 67 12.99 15.80 46.27 76.78  
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 15 5.40 7.03 13.33 60.20  
当院では、平均在院日数が全国平均と比べても短いのが特長です。脳梗塞については5~6割の方が、自宅退院され、残りの方が急性期転院、回復期転院をされております。緊急患者の受け入れを積極的に行っております。
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皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 12 6.92 8.97 0.00 75.08  
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし - - - - -  
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし - - - - -  
帯状疱疹や膿皮症(丹毒や蜂巣炎などの細菌感染症)の入院が多いです。悪性腫瘍の手術は上皮内癌や早期癌で、数日間入院していただくことがあります。
進行した癌の治療は行っておりません。重症の薬疹に対しては入院していただき、ステロイド投与による加療を行います。
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泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 138 6.04 7.59 0.00 71.10  
110420xx97xx0x 水腎症(その他) その他の手術あり 副傷病なし 38 3.74 5.49 0.00 68.92  
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術等 手術・処置等1なし 副傷病なし 37 4.30 5.91 2.70 66.05  
当院は地域がん診療連携拠点病院と三次救急病院に指定されている関係上、泌尿器がんと尿路結石や重症の尿路感染症の患者さんの入院が多くを占めています。なかでも一番多いのが膀胱がんです。高齢化、併存疾患という高リスクの方が増えていますが、総合病院の特徴を生かし、他科との協同で診療に当たっています。結石による重症な尿路感染症による緊急入院も増え続けています。緊急で尿管ステントを留置し、全身状態の改善度は近隣の病院で抗菌薬治療を継続していただきます。その後二期的に結石の手術をするという流れが確立しています。
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腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
180040xx02x0xx 手術・処置等の合併症 内シャント血栓除去術等 手術・処置等2なし 52 2.23 3.40 0.00 72.52  
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 副傷病なし 42 5.38 9.71 0.00 70.57  
110280xx99010x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 副傷病なし 38 12.47 15.39 2.60 70.89  
シャント狭窄に対して経皮的血管形成術をして退院する、という区分が最も多く、当院の平均在院日数は2.2日で、全国平均よりも短期の入院です。また、次は、末期腎不全患者に透析のためのシャント手術を施行して、透析はしないで退院するという区分で、こちらも9.7日で全国平均より短期となっています。3つめは、末期腎不全で透析を新たに開始するための入院で、12.5日と全国平均よりも短くなっています。
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救命救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 副傷病なし 50 2.38 3.58 32.00 44.10  
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 26 3.38 7.03 23.08 63.50  
060350xx99x0xx 急性膵炎 手術なし 手術・処置等2なし 21 9.48 12.27 4.76 52.62  
DPCコード分類に従って当科症例を表示すると上記となりますが、このDPCコードは過度に細分化され、また急性期疾患分類に適合していないために救命救急科入室対象の疾患実態をほとんど反映していません。
当救命救急科(3次救命救急センター)における平成27年入室1、009例を一般的な急性疾患分類によって表記すると、外傷191例(18.9%)、心疾患(心不全・不整脈)118例(11.6%)、脳血管障害95例(9.4%)が上位3疾患群を構成し、上記を除く来院時心肺停止(CPAOA)94例、呼吸不全80例などがこれらに次ぎます。これら疾患構成は全国の救命救急センターあるいは都内の他の救命救急センターのものとほぼ一致します。急性中毒は全体で69例ありました。急性膵炎の21例は急性腹症42例の半数を占め、単一疾患とすればかなりまとまった数と言えます。
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血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等22あり 50 38.38 43.59 4.00 61.94  
130040xx97x3xx 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 手術あり 手術・処置等23あり 12 24.00 27.21 8.33 59.67  
130030xx97x3xx 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等23あり 11 47.73 37.64 0.00 66.82  
血液内科では急性白血病(骨髄性・リンパ性)、多発性骨髄腫、悪性リンパ腫などの造血器腫瘍の抗腫瘍剤治療を入院で行っています。多発性骨髄腫、悪性リンパ腫は病状が安定している場合には通院で継続治療を行います。非腫瘍性疾患として再生不良性貧血、溶血性貧血、特発性血小板減少性紫斑病などの入院・通院治療も行っています。なお、移植の適応のある多発性骨髄腫や悪性リンパ腫には自家末梢血幹細胞移植術を行っています。
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腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 32 4.72 17.69 0.00 67.44  
130030xx99x00x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 10 10.70 10.85 30.00 69.90  
               
当科(腫瘍内科)で主に診療を行っている疾患は、悪性リンパ腫、大腸がん、乳がん、原発不明がん、胃がんなどで、これらの疾患に対して抗がん薬を用いた薬物療法を行っています(詳しくは、当科の「診療実績」のページをご覧下さい)。入院治療が行われるのは、点滴が多い治療計画となっている場合、初回治療でアレルギーのような症状が出やすい場合などに限られています。上の表に示されたほとんどが悪性リンパ腫となっているのはそのためです。その他の疾患のほとんどは、外来の化学療法室で通院治療が行われています。
当科での診療につきましては、当科の紹介のページがございますので、こちらも併せてご参考にしてください。
総合診療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓または尿路の感染症 手術なし 100 8.65 12.60 35.00 71.81  
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 66 8.74 14.34 31.82 73.59  
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 38 11.92 21.69 57.89 83.84  
総合診療科では尿路感染、呼吸器感染、皮膚軟部組織の感染、敗血症などの各種感染症による高熱や全身状態不良にて救急搬送され入院となる方が多く、ついで膠原病、不明熱、意識障害、電解質バランスの不調による全身状態不良、悪性腫瘍による体調不良などにより緊急入院される方々おられます。他の医療機関から紹介され緊急入院、原因精査、治療となる方々も多数おられます。
当院では救急車の受け入れは昨年度は8000台以上で、うち総合診療科はおよそ2000台弱を受入、そのうち700人以上が緊急入院加療となりました。この数字は同規模医療機関の総合診療科の2~3倍にもなります。多数の緊急入院を受け入れるために、当科では周辺医療機関の協力も得て、緊急入院時の精密検査で治療方針が決まり、適切な治療が開始された患者様は7日以内に近隣の医療機関に転院していただいております。そのために多数の緊急入院の受入がが可能となっております。
今後も近隣医療機関と連携して、重症疾患や緊急治療が必要な患者様を積極的に受け入れる予定です。
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乳腺科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等 手術・処置等2なし 67 8.79 10.37 0.00 62.19  
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等2なし 65 8.35 11.63 0.00 63.60  
090010xx03x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2なし 32 6.28 6.79 0.00 64.50  
当科では乳癌の手術が主として行われていますが、良性乳腺疾患の手術も行っています。乳癌の手術では、温存術や乳房切除術以外に皮下乳腺全摘術も行っています。センチネルリンパ節生検はラジオアイソトープと色素の併用法で術中迅速診で行っています。平均年齢がやや高齢ですが、ほとんどの方の術後経過は良好で術後6日以内に退院されています。術後のリハビリは専門スタッフが担当いたします。進行乳癌症例には術前化学内分泌治療を行っています。放射線治療も当院で可能です。
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新生児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 55 3.73 6.17 1.82 0.00  
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2なし 20 8.35 11.59 0.00 0.00  
140010x299x1xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等21あり 18 21.50 24.29 0.00 0.00  
新生児科の病棟は新生児集中治療室(NICU)とその後方病棟でもある新生児強化治療室(GCU)に分かれます。
NICUに入院する赤ちゃんでは早産児と呼吸障害が2大疾患となります。これらの赤ちゃんは保育器に収容し人工呼吸管理等の集中治療を行います。
一方GCUには集中治療を要しない低出生体重児や黄疸の赤ちゃんが入院します。
いずれの赤ちゃんも平均在院日数は全国平均より短くなっております。
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内分泌代謝科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xxxxxxxx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 88 11.09 15.35 2.27 66.49  
100180xx99000x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 38 3.26 6.55 0.00 52.45  
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 副傷病なし 13 12.46 14.20 0.00 49.54  
内分泌代謝科では、糖尿病・高血圧症・脂質異常症などの生活習慣病・代謝疾患と、視床下部・下垂体・副腎・甲状腺などのホルモン異常をきたす内分泌疾患を対象としています。
糖尿病に対しては、・糖尿病専門医・糖尿病看護認定看護師・糖尿病療養指導士の有資格者を含めた医師・看護師・管理栄養士・理学療法士・薬剤師・臨床検査技師などが連携してチーム医療を実践しています。糖尿病の緊急合併症や重症糖尿病を含めた様々な病態に合わせた高度医療・テーラーメイド治療のほか、糖尿病教育入院も行っています。
内分泌疾患に対しては、内分泌代謝科専門医による内分泌検査・画像検査に基づいた専門的診療を行っています。特に二次性高血圧の原因ともなる原発性アルドステロン症やクッシング症候群に対しては、各種負荷試験に加え、放射線科と協力して下垂体・副腎静脈サンプリングなどの先進的な診断を行い、脳神経外科・外科・泌尿器科と連携して治療を行っています。
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初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
  初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 83 17 19 43 26 36 1 7
大腸癌 61 70 112 59 16 47 1 7
乳癌 56 77 20 13 3 29 1 7
肺癌 85 29 51 132 42 145 1 7
肝癌 69 39 17 28 10 517 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
日本における死因の第1位であるがんは増加し続けておりますが、早期に発見、治療、経過観察する事で死亡率が低下します。5大がん(肺がん、胃がん、肝がん、大腸がん、乳がん)に対しては地域連携パスを整備する事が、がん対策基本法で定められています。
これら5大がんについて、当院で治療を開始した時点の進行程度を示しました。
ステージⅠが最も早期で、数が増えるに従って病期が進行している事を示します。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
  患者数 平均
在院日数
平均年齢
重症度 0 39 7.62 53.26
重症度 1 74 9.82 68.66
重症度 2 90 11.60 78.62
重症度 3 45 12.38 80.11
重症度 4 12 9.08 85.25
重症度 5 - - -
不明 - - -
市中肺炎は主に健常者か軽度の基礎疾患をもつ患者に発症します。
幅広い年代でみられますが、これは20歳未満を除いた集計です。
平均年齢とが上がるに連れて、重症度が上がっているのが分かります。
高齢になったら、肺炎球菌の予防接種が重要といえます。
市中肺炎ガイドラインによるA-DROPスコアを用いて重症度を分類しました。
(この表には誤嚥性肺炎・ウイルス性肺炎・インフルエンザ等は含まれません。)
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 16 3.44 68.88 5.88
その他 - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 272 17.05 75.20 49.65
その他 14 18.00 75.71 2.80
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,
脳梗塞に至らなかったもの
3日以内 - - - -
その他 21 12.24 75.43 4.35
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,
脳梗塞に至らなかったもの
3日以内 - - - -
その他 - - - -
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内 - - - -
その他 - - - -
脳梗塞の病型別の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率です。
それぞれ、発症から3日以内とその他に分けて集計しました。
当院の特徴としては、「脳梗塞」で緊急入院後、「急性期治療」におよそ18日間 (17.05日および18.00日) かかったのちに、約5割(49.65%、2.80%)の方が、継続的な治療「回復期」リハビリテーション病院を中心とした病院に転院されています。いったん脳卒中を発症すると、麻痺などの後遺症が残り、すぐに自宅にはもどれない場合があり、急性期の治療から、回復期リハビリテーションへ円滑につないでいくことが重要となります。回復期リハビリテーションをより早期に開始することが、患者さんにとっての後遺症の克服につながりますので、リハビリテーション病院との連携をさらにスピーディに行うことが重要と考えています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード
消化器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6153 血管塞栓術(腹腔内血管等)(その他のもの) 230 1.63 8.86 1.30 72.98  
K697-32ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(2cmを超える)(その他) 123 1.53 6.65 0.81 72.58  
K697-31ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)(2cm以内のもの)(その他) 101 1.35 5.64 0.00 70.87  
肝がんは早期発見すれば局所根治が可能なため、定期的な超音波検査やCT検査を軸として、造影超音波検査やEOB造影MRI検査での質的検査を加えて、早期発見のための総合的な画像診断に力を入れています。肝がんの局所治療はラジオ波焼灼療法を独自に工夫したtwo step法でおこない、大型肝がんにはバイポーラー・ラジオ波装置、治療困難な部位に存在する肝がんには術前3D simulation、Fusion技術、針先ナビゲーション技術、人工腹水・胸水下穿刺や造影超音波ガイド穿刺を駆使しています。2㎝未満で見つかった肝がんの生存率は5年68%、2㎝以上でも60%,となっています。ラジオ波焼灼療法の適応は、3㎝以下、3個以内を原則としており、これを超える場合には主として肝動脈塞栓治療を選択しています。肝動脈塞栓治療は、術前に3D simulationを行うことで最適な治療方法を選択し、抗がん剤の注入とゼラチンスポンジによる超選択的な血管塞栓を行う方法と、薬剤溶出ビーズを用いる方法を使い分けています。肝動脈塞栓治療は、放射線科専門医と共同で行っています。
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循環器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの) 347 1.04 2.43 0.58 64.91  
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 204 1.57 2.84 1.96 69.40  
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他のもの) 95 0.93 2.13 2.11 61.26  
基本的に、予定入院での治療では術前一日前の入院で、治療の種類にもよりますが術後2-3日での退院になることが多いです。提示した数字は、予定された治療目的の入院の患者さんの数字に加えて、緊急入院の患者さんも含んだ入院統計です。当院は救急病院の性質があり、他院からの治療依頼の転院転入もあります。救命センター経由の緊急入院や他院からの転院後、全身状態などが手術に適した状態になるのを待って治療をすることがあったり、また手術後に退院可能な状態になるまでの時間が必要なこともあります。その事情により、術後の時間が長くなる場合があることや、転院が必要になることが数字で示されています。
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外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 118 1.12 1.19 0.00 66.27  
K7193 結腸切除術(亜全切除) 117 2.44 9.99 0.85 71.75  
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 95 1.08 2.29 0.00 59.60  
外科手術をKコード分類件数の多い3術式について列記しました。当科では従来の成績・安全性を確保した上で、腹腔鏡下手術など体の負担が少なくなるよう低侵襲治療に取り組んでいます。
鼠径ヘルニアの手術は鼠径部を直接切開して行う従来からの方法の他に、腹腔鏡を用いておなかの内側からヘルニアを治す方法も取り入れております。
当院はがん診療連携拠点病院で、平成27年度は外科全手術例の41%が がんの手術でした。なかでも結腸(大腸の一部)がんの手術が最も多く、腹腔鏡補助下手術を30%に行っています
当院のもう一つの診療の柱が救急疾患です。胆石症、胆嚢炎に関しては腹腔鏡下手術を基本として行っています。
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整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(肩、股、膝) 164 1.54 18.22 15.24 74.21  
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨、上腕、大腿) 102 1.68 7.61 37.25 61.93  
K1422 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方又は後側方固定) 100 3.81 23.86 40.00 68.25  
整形外科では脊椎疾患、関節疾患(人工関節、関節鏡)、骨折(外傷)に対する手術を行っています。術後1週間程度で初期の急性期治療は終了します。肩関節など上肢の手術では術後1週間で自宅に退院しそのあとは外来通院でリハビリテーションを行います。脊椎疾患や高齢者の大腿骨頚部骨折の患者さんでは術後にリハビリテーションのための転院を調整しています。
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形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K333 鼻骨骨折整復固定術 12 1.00 2.00 0.00 22.08  
K476-4 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) 11 1.00 5.45 0.00 49.64  
K0063 皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上) 10 1.00 2.30 0.00 53.10  
当院形成外科を受診される方の中では顔面外傷と皮膚ならびに皮下軟部腫瘍の方が多く、それらのうち顔面骨骨折、特に鼻骨骨折、頬骨骨折の治療には全身麻酔を要し、当科ではクリニカルパスに従って治療を行っております。皮下腫瘍の大きなもの、軟部腫瘍、特に筋層下にあるものについては、こちらも全身麻酔が必要となり、良性のものについては4日間の入院治療を行っています。また、乳腺科と共同して乳房再建術を行なっており、一期的な組織拡張器による再建手術に引き続き、ゲル充塡人工乳房を用いた乳房再建術を約1週間の入院で行っています。
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脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1781 脳血管内手術(1箇所) 66 0.83 21.73 27.27 65.91  
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 52 1.04 9.44 17.31 74.17  
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 30 5.87 32.97 23.33 61.63  
脳血管内手術は、脳動脈瘤(未破裂、破裂)と頸動脈狭窄、脳腫瘍の栄養血管塞栓術などに用いています。
破裂脳動脈瘤はくも膜下出血を呈しており、入院が長くなったり、転院することが多い疾患です。
慢性硬膜下血腫は、麻痺などの症状が出て手術する症例が多く、術後リハビリを行ったり、時に転院する症例があります。
頭蓋内血腫は、多くは救急患者であり、在院日数も長くなり、転院する症例も多くなります。
頭蓋内腫瘍摘出症例は、良性腫瘍は、予定入院ですので、早期退院となりますが、神経膠腫のような悪性腫瘍では、入院期間が長くなったり、時に転院することがあります。頸動脈ステントは、積極的に行っており、大部分は予定手術で行っています。
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呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの) 50 1.38 6.88 0.00 69.52  
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの)) 32 8.75 3.41 0.00 30.97  
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 15 1.73 3.80 0.00 67.67  
当科では、入院症例のほとんどが手術のための入院であり、また手術数の半数以上を肺の悪性腫瘍が占めます。
肺癌の手術では可及的に低侵襲の手術を目指すため、適応を満たす症例には胸腔鏡下手術、縮小手術(区域切除)を多用しております。
ここ最近は気胸の手術数も増加しております。
いずれの手術症例も、術後入院日数を出来る限り短くするよう努めております。
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心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6146 バイパス移植術(その他の動脈) 18 1.22 6.56 0.00 73.11  
K5612 ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 16 1.94 4.94 0.00 76.50  
K5611 ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) 15 2.67 8.33 6.67 76.53  
心拍動下冠動脈バイパス術(オフポンプ)症例が心臓手術の中でも一番多く、冠動脈バイパス術の95%以上です。
大動脈瘤治療に関しては、胸部、腹部ともにステントグラフト治療が増加しています。
ステントグラフト治療に付随する血管塞栓術は、手術の1-2週間前に単独で処置を終了することが多いです。
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産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K867 子宮頸部(腟部)切除術 155 0.01 1.02 0.00 41.98  
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側,腹腔鏡) 146 1.08 3.23 0.00 39.71  
K877 子宮全摘術 128 1.34 7.35 0.00 49.65  
当院婦人科では手術治療を年間約1000例を扱っています。当院では地域がん拠点病院であり悪性疾患の手術治療を積極的に行っています。2015年度は子宮頸部切除術は155例、子宮及び卵巣の悪性疾患手術は180例でした。また良性子宮、付属器疾患では適応によりますが、多くが腹腔鏡下手術で行っており、5日間程度の短期入院での治療が可能となっています。
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眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合・その他のもの) 25 0.76 1.60 0.00 78.72  
K2821イ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合・縫着レンズを挿入するもの) 11 0.55 2.36 0.00 76.18  
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) - - - - -  
当科では、患者様の早期社会復帰を目指し、「水晶体再建術」は、外来手術を中心に行っています。そのため、昨年度1,688件の手術のうち、入院手術患者数は、40件足らずとなっています。
一方、入院手術患者様の入院期間も短く、2泊3日および3泊4日のクリ二カルパスを用いた手術を行っています。
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耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 52 1.00 6.15 0.00 26.48  
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術IV型(汎副鼻腔手術) 29 1.00 4.62 0.00 57.41  
K4611 甲状腺腫摘出術(片葉) 21 1.33 4.10 0.00 54.81  
当科では口蓋扁桃摘出術や鼻副鼻腔手術を数多く行っているが、この他にも頭頸部腫瘍(良性、悪性問わず)を中心とした手術を行っています。また頭頸部腫瘍手術においても審美性を高めるよう切開方法を工夫したり、内視鏡を補助的に使用し小さな切開で手術を行うなど日々新しい技術を取り入れています。
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泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術・その他のもの) 138 1.22 3.81 0.00 71.10  
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 58 0.59 3.78 13.79 69.53  
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの) 36 1.22 2.58 5.56 66.08  
当院は地域がん診療連携拠点病院と三次救急病院に指定されている関係上、泌尿器がんと尿路結石や重症の尿路感染症の患者さんの入院が多くを占めています。最も多いのが膀胱がんです。心筋梗塞、心房細動、脳梗塞や糖尿病、免疫抑制剤服用という併存疾患をお持ちの高リスクの方が年々増えています。同時に重症な尿路感染症で緊急入院となる方が増えています。速やかな尿管ステント留置と抗菌薬投与が必要です。当院は地域医療連携を積極的に推進しており、救急入院した患者さんの状態が安定すれば近隣の医療機関に転院していただいて治療を継続することが特徴と言えます。結石手術はこのような方が中心です。
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腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K610-3 内シャント設置術 100 10.01 10.13 7.00 71.02  
K616-4 経皮的シャント拡張術 55 1.80 1.47 1.82 72.42  
K607-3 上腕動脈表在化法 - - - - -  
当科の手術は、透析に必要な内シャント設置術が1位、次いで、内シャントの狭窄を修復する経皮的血管形成術が2位となっております。内シャント設置術は、腎機能が低下して、近い将来透析になることが予想される場合に、あらかじめ事前に作成しておくことが望ましく、多くの方はそうしていますが、腎不全の進行により尿毒症となったり、心不全を併発するなどして、急に透析が必要となって、緊急透析用のカテーテルを用いて、透析をしながら、状態が安定してから作成する場合もあります。上腕動脈表在化手術は、心機能が低下して、内シャントを作成すると心不全がおきるおそれがある場合に、内シャントの代わりとして作成していますが、患者数は10人未満ですので、「-」と表示しています。
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血液内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9212ロ 造血幹細胞採取(末梢血幹細胞採取)(自家移植) 13 19.15 2.00 0.00 57.77  
               
               
血液内科では急性白血病(骨髄性・リンパ性)、多発性骨髄腫、悪性リンパ腫などの造血器腫瘍の抗腫瘍剤治療を入院で行っています。多発性骨髄腫、悪性リンパ腫は病状が安定している場合には通院で継続治療を行います。非腫瘍性疾患として再生不良性貧血、溶血性貧血、特発性血小板減少性紫斑病などの入院・通院治療も行っています。なお、移植の適応のある多発性骨髄腫や悪性リンパ腫には自家末梢血幹細胞移植術を行っています。
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腫瘍内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 16 5.38 8.63 0.00 65.25  
               
               
大腸がんに対する抗がん薬治療(FOLFOX療法、FOLFIRI療法)などの際に、お薬を日単位で持続注入するための処置です。2泊3日ほどの入院で処置は完了します。放射線科の先生にご依頼して施行します。胸の近くの静脈血管にカテーテルチューブを埋込んで、皮膚の上から針がさせるようにします。予測される合併症は、疼痛、出血、感染、気胸などです。発生した際には適切に処置を行います。針は少し練習をすればご自身で抜くことも可能です。針を抜いた後はお風呂に入ることもできます。
当科での診療につきましては、当科の紹介のページがございますので、こちらも併せてご参考にしてください。
乳腺科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・腋窩部郭清を伴わないもの) 67 1.60 6.19 0.00 62.19  
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除併施しない) 52 1.69 6.25 0.00 64.58  
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術)(腋窩部郭清を伴わないもの) 32 1.00 4.28 0.00 64.50  
当科では乳癌の手術が主として行われていますが、良性乳腺疾患の手術も行っています。乳癌の手術では、原則手術前日に入院され、翌日に手術を行います。糖尿病でコントロールが必要な方は内科に入院され加療後、手術前日に乳腺科に転科されます。同時再建術を行った方以外はほとんどの方が術後6日以内に退院されます。平均年齢は、やや高齢ですが術後の経過は良好です。これからも長期の入院は避け、短縮に努めます。
当科での診療につきましては、当科の紹介のページがございますので、こちらも併せてご参考にしてください。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 41 0.26
異なる 40 0.26
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 169 1.08
異なる 25 0.16
手術・処置の合併症(MDC180040)というと術後すぐの合併症がイメージされますが、ICD-10(※)ルールに則り、コーディングされたものが影響しています。
例を挙げると、一番多いのは透析シャントの狭窄などの改善目的入院で80件、人工関節や体内挿入物の弛み、頭蓋内固定物の突出、眼内レンズの脱臼なども含まれます。
傷病名選択に有用である厚生労働省作成「DPC/PDPS傷病名コーディングテキスト」の早期改訂を望まれるところです。
臨床上ゼロにはなりえないものですが、医療の質のため少しでも改善に努めています。
(※)ICD‐10とは、疾病及び関連保健問題の国際統計分類のこと。異なる国や地域から、異なる時点で集計された死亡や疾病のデータの体系的な記録、分析、解釈及び比較を行うため、世界保健機関憲章に基づき、世界保健機関(WHO)が作成した分類のことである。
更新履歴
2016/09/30
機能評価係数2の保険診療指数における「病院情報」を公開しました。