皮膚科
診療科の紹介
2021年4月から常勤医師1名体制で、外来診療を中心に行っております。
皮膚疾患は炎症性疾患、感染症、腫瘍など多岐にわたります。
また様々な全身疾患の症状として皮膚症状を伴うこともあります。
病診連携、院内他科と協力した診療を心がけます。
なお、現在当科単独で対応が困難な症例は以下のとおりです。
- 全身麻酔での手術や化学療法など集学的治療が必要な悪性腫瘍
- 全身管理を要する皮膚疾患例えば、壊死性筋膜炎、広範囲3度熱傷や中毒性表皮壊死症 (TEN) やスティーブンス・ジョンソン症候群 (SJS) といった重症薬疹など
美容皮膚科は行っておりません
認定施設
- 日本皮膚科学会専門医研修施設
初診の方は、おかかりの医療機関の紹介状と受診日の事前予約が必要となります。
スタッフ紹介
常勤医師数
1名
部長:加藤 恒平 (かとう こうへい)
専門領域
- 皮膚科一般
資格等
- 日本皮膚科学会専門医、指導医講習修了
- がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
- 臨床研修医指導者講習会修了
可能な検査・治療・器械について
外来検査
- 皮膚生検による病理組織検査
- パッチテスト(パッチテストパネル®や金属のアレルギー検査)
外来治療
- 皮膚腫瘍の切除
- 皮膚腫瘍の冷凍凝固術
※ナローバンドUVB機器、エキシマライト、レーザー機器はありません
受診するにあたってのお願い
- 初診の方は紹介状と受診日の事前予約が必要です (完全紹介予約制) 。
- 紹介状と一緒に今までお使いの飲み薬や軟膏、お薬手帳などがございましたらお持ちください。
- 診察や検査が終了し、治療方針が決まりましたら近隣の皮膚科を紹介させていただきます。
- 当院の救急外来は重症な方のために開かれています。夜間や休日に軽度の皮膚症状で受診されることはご遠慮いただきますようお願い申し上げます。夜間休日は皮膚科医不在です。
診療実績
2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年度 | 2015年度 | 2016年度 | 2017年度 | |
外来延べ患者数 | 7,610 | 7,030 | 6,575 | 5,879 | 5,578 | 5,184 | 4,892 |
新患患者数 | 689 | 766 | 1,015 | 911 | 957 | 980 | 980 |
紹介患者数 | 646 | 690 | 837 | 739 | 757 | 827 | 805 |
逆紹介患者数 | 209 | 665 | 484 | 545 | 418 | 302 | 363 |
手術件数 | 361 | 395 | 468 | 322 | 327 | 311 | 303 |
入院患者数 | 70 | 68 | 90 | 61 | 44 | 16 | 13 |
手術件数
2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | |
皮膚生検 | 211 | 224 | 276 | 187 | 212 | 207 | 218 |
悪性腫瘍総数 | 15 | 15 | 33 | 16 | 17 | 21 | 10 |
基底細胞癌 | 10 | 8 | 19 | 7 | 6 | 11 | 8 |
ボーエン病 | 3 | 7 | 10 | 7 | 5 | 9 | 2 |
扁平上皮癌 | 2 | 0 | 2 | 1 | 2 | 0 | 0 |
そのほか | 2 | 1 | 4 | 1 | 0 | ||
良性腫瘍総数 | 130 | 154 | 159 | 117 | 98 | 83 | 75 |
脂漏性角化症 | 20 | 33 | 26 | 10 | 9 | 5 | 6 |
表皮嚢腫 | 40 | 24 | 22 | 20 | 17 | 18 | 18 |
母斑細胞母斑 | 23 | 41 | 35 | 31 | 22 | 16 | 12 |
その他 | 47 | 56 | 71 | 56 | 50 | 44 | 39 |
臨床指標
2016年度 | 2017年度 | |
皮膚病理診断書 件数 | 312 | 276 |
外来通院での点滴件数 | 147 | 117 |
初診の方は、おかかりの医療機関の紹介状と受診日の事前予約が必要となります。